今晩和。 一年以上かかっていた原稿執筆がようやく校了し、休暇中です。 放送大学、来学期の履修科目の教科書も届きました。 今晩は手遊びの御紹介。 geogebra.org/classic/h4c8gr gx (二元一次)連立方程式の図解です。 各係数などに相当する頂点を移動させると、そのまま図解的に解が出せます。 いわゆる「クラメルの公式」が図像的にどのような意味を持っているか、可視化しただけです。 でも、こういうことをやりたかったんですよ。 馬鈴薯先生には、ほんとうに道を誤らせていただきました。 まあ、おかげでいろんなことを知る切掛にもなりましたが。 先日、大学時代の恩師を囲んで会食したときのことです。 数学教授である恩師曰わく、 「自分は、未知の扉をいくつか開けてきたが、ひとつの扉を開けると二十くらいの扉が見えてくる。でも、その開け方は分からない。そうすると『人類が知り得た知識なんて僅かなのではないか』という気さえしてきて、謙虚になる」と。 正直、おどろきの発言でもありました。 『実るほど 頭を垂れる 稲穂かな』。 平身低頭して、我が身の愚かさを恥じるばかりです。 いや、わたしはたいしたことできないのは自覚してます。 でも、まったくできない訳でもない。 すこしでも、人のお役に立てるように………別に好き勝手生きたって、咎められる謂われもないんですが、ね。 そろそろ休暇も終わりかと思われます。 人生のやりなおし、がんばるしかないです。