今晩和。
とある界隈では有名な、大庭亀夫氏のブログに『満州という原泉』なる記事がアップされました。
https://gamayauber1001.wordpress.com/2018/12/04/manchuria/
ここで気になるのが次の引用です。
何を?と思ったので、いつものように『世界銀行』のデータでチェックしてみました。
そうすると、将に大庭氏の言うとおりだったのです。
これは実質的に 1975 年から現代(2015 年)までの、『世界の株式市場取引高』国別推移です。
ここでは 2017 年度と範囲外になっていますが、次のページのランキング上位 4 ヵ国を抜き出して、推移を比較してます。
https://www.globalnote.jp/post-12184.html
先程の大庭氏ブログに戻って引用を続けると、
“ところが、いまくらいの大きさの経済にまで総体として小さくなってくれると、「条件によっては、なんとかなるかな?」というところまで来ている。
しかも例えば国債の買い手を見ればわかるが、日本の経済は、そういう言い方をすれば極めて特殊で、本来、国の経済を破壊する方向へ働くプレッシャーが、個々の国民の生活を破壊する方向へ自動的に転換されるように出来ている。
国がデフォルトになる前に、国民個々の生活がデフォルトになるなんて、冗談じみているが、日本という国にあっては現実なんです。”
わたしは兼ねてから危機を予想していましたが、このようなかたちで怖れていた危機が顕在化していたことに率直に驚いています。正直、予想外でした。アベコベノミクスという官製相場に踊っていた人々は、いまさらどう思うのでしょうか。
もう取り返しが付かないだろうと思ってます。
ですが、やるべきことはやらねばなりません。
微力ながら、できることに傾注するのみです。
とある界隈では有名な、大庭亀夫氏のブログに『満州という原泉』なる記事がアップされました。
https://gamayauber1001.wordpress.com/2018/12/04/manchuria/
ここで気になるのが次の引用です。
“しかもしかも、日本の経済は戦後最長の空前の好景気を続けながら市場の実質は縮退をつづけて、例えば株式市場でいえば、8%くらいのところにまでちぢんで来ているはずで、このことには実は重大な意味があって、以前ならば日本の経済あるいは財政が崩壊するなんてとんでもないことで、そんなことをされると、世界中が巻き込まれて大変な惨劇になってしまう。”
何を?と思ったので、いつものように『世界銀行』のデータでチェックしてみました。
そうすると、将に大庭氏の言うとおりだったのです。
これは実質的に 1975 年から現代(2015 年)までの、『世界の株式市場取引高』国別推移です。
ここでは 2017 年度と範囲外になっていますが、次のページのランキング上位 4 ヵ国を抜き出して、推移を比較してます。
https://www.globalnote.jp/post-12184.html
こうして比較してみると、米国がアップ・ダウンがありながらも順調に成長しているのに対して、中国が猛追を仕掛けています。そこで低迷を続けて居るのが日英の2 ヵ国。ちょっと電卓を叩いてみると、2017 年度で、日本のマーケット・プレゼンスは約 8 %まで凋落しています。
先程の大庭氏ブログに戻って引用を続けると、
“ところが、いまくらいの大きさの経済にまで総体として小さくなってくれると、「条件によっては、なんとかなるかな?」というところまで来ている。
しかも例えば国債の買い手を見ればわかるが、日本の経済は、そういう言い方をすれば極めて特殊で、本来、国の経済を破壊する方向へ働くプレッシャーが、個々の国民の生活を破壊する方向へ自動的に転換されるように出来ている。
国がデフォルトになる前に、国民個々の生活がデフォルトになるなんて、冗談じみているが、日本という国にあっては現実なんです。”
わたしは兼ねてから危機を予想していましたが、このようなかたちで怖れていた危機が顕在化していたことに率直に驚いています。正直、予想外でした。アベコベノミクスという官製相場に踊っていた人々は、いまさらどう思うのでしょうか。
もう取り返しが付かないだろうと思ってます。
ですが、やるべきことはやらねばなりません。
微力ながら、できることに傾注するのみです。
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